空想の夜の航跡

日々の暮らしの中で調べたこと、感じたこと、読んだ本の感想など

2019-01-01から1年間の記事一覧

「会社員」という働き方でいいの?(感想)

『ナリワイをつくる』 伊藤洋志 東京書籍 ★★★★☆ 大正時代、職業は約3万5000職種もあったというが、現在は2167職種だそうだ。 この数字は一体何を物語るのだろうか。 本書のテーマは「『会社員』という働き方」の見直しとも言える。 ナリワイという働き方 会…

ロマノフ朝ロシアを知る楽しい”絵本”(感想)

『名画で読み解く ロマノフ家12の物語』 中野京子 光文社新書 ★★★★☆ ロシアは謎めいた国である。 現代のロシア情勢もよくわからないのだが、歴史となるとさらにイメージしにくい。 謎めいているがゆえに魅かれるのである。 名画を眺めるだけでも面白い ロ…

はたらくってなんだ?(感想)

『僕たちはいつまでこんな働き方をつづけるのか』 木暮太一 星海社新書 ★★★★☆ 今まで、働くためのノウハウやスキルに関する本はそれなりに読んできた。 しかし、「働くこと」自体についてはあまり考えたことはなかったような気がする。 本書は、後者の疑問に…

モノを通してみる世界(感想)

『砂糖の世界史』 川北稔著 岩波ジュニア新書 ★★★★★ 歴史は奥深い。 歴史上の物事を別の角度から見てみると、世界が違うように見えてくる。 そんな楽しみを与えてくれる本である。 砂糖をめぐり、当時の世界のつながりや人々の暮らしが生き生きと描かれ、手…

ブログを書きます。

とりあえず始めてみます。 これから何を書くか、自分でもわかりません。 異邦人が異国の姿を眺めるように、少しずつ見聞を広め 気持ちの赴くままにその時々の思いを表現したいと思います。 何から書こうかな。。。 ではまた。 風雲児たち 1巻 (SPコミックス)…